ローラータイプの鮮魚用選別機です。
魚をサイズで選別します。
回転するローラー上で魚を流すことにより、ローラー間隔より細い魚は下に落下し、太い魚はローラー上に残ります。
●最高の選別精度
●精密なローラー開閉機構
●まっすぐなローラー
●EKローラーでさらに選別精度アップ!
機種表
スペック表
機種によって異なります。
2000㎜Lローラーでおおむね、
・13本ローラーでイワシ15トン/時
→ サバ22トン/時
・11本ローラーでイワシ13トン/時
→ サバ20トン/時
処理能力は前後に接続となる設備の関係で変わる場合があります。
魚の供給が処理能力より少ない場合、選別後に手選別設備が連結となる場合などは処理能力が下がります。
機種によって異なります。
AC200V 50Hz/60Hz 1.5kwもしくは0.75kwとなります。
→ 大型自動選別機(ローラー長2350㎜Lのローラー選別機)
→ 冷凍カツオ用選別機機(冷凍カツオを選別することを目的とした選別機)
選別した実績のある原料
サンマ、サバ、イワシ、アジ、カタクチイワシ(セグロイワシ)、ムロアジ、キビナゴ、カレイ・ハタハタ、施網の混獲魚、定置網の混獲魚、スケソウ、むきえび、むきかき、ホタテ(貝柱と貝殻に分離)、大豆、たくわん用大根、建築解体廃材(コンクリートとタイルに分離)
EKローラー選別機
❏ 主な特徴
50Aローラーと65Aローラーを1本おきに取り付けました。
ローラーの中心が同じレベルになるように取り付けています。
従来の選別機とまったく同じフレームを使用しております。
❏ 主な利点
それぞれのローラーは1回転する時間は同じになっています。
そのため径の大きいローラーと小さいローラーを比較すると表面速度に差があります。
速度差のあるローラー表面は不安定ですので魚体は安定するまでローラー上を不規則に動きます。
ローラー間の溝に入った状態がもっとも安定した状態ですので、そうなるまで魚体は動き続けます。
これにより、より多くの魚がローラー間の溝に入ります。
また溝に斜めや横に入った魚体をまっすぐに立たせる効果もあります。
❏ 対象魚種
サバ、サンマ、アジには効果的ですが、カタクチイワシなどの小さな魚種に対しては不向きです。
❏ 改造
従来機のフレームとローラーの一部を利用してEKローラー選別機に改造することができます。
一部対応できない従来機種がありますので詳しくはお問い合わせください。