水産の中でも一次加工処理あるいは選別処理を得意としております。この分野で特徴的なのは取り扱っている製品が鮮魚なので、これらを良好な状態で保持しながら凍結あるいは生出荷へ到達させるかが重要となるところです。
機械に要求されることは、故障しないことです。もちろん処理量を多くやれる、精度良く選別する、冷凍パンを生積みするなどの、顧客が要望する基本的機械動作を実現した上での話です。
当社の得意分野である選別処理は魚市場や冷蔵庫の業務において一番最初に行われる処理になります。しかも原料は鮮魚です。機械が故障して処理が止まれば原料は腐ってしまいます。ところで、故障しない機械というものはあるのでしょうか。
私どもは機械は必ず故障するものであると考えています。私どもはなるべく故障しないような構造を検討した上で、故障する可能性のあるパーツはすべて交換できるように機械を製作します。
機械が故障しても部品を交換することで直せるようにしています。簡易的に交換できる部品と交換が難しい部品があるので、万全のアフター体勢をとっております。処理が止まれば腐ってしまう原料を処理するために、このような姿勢で望んでおります。