鮮魚をダンボールに詰めてラック積みします。ダンボール積めには鮮魚定量縦並べ装置を使います。ライン化するには大きく2種類の方法があります。1つは選別ラインと直結させる方法です。選別された魚をコンベアで受けてそのまま縦並べ装置へ搬送します。もう1つは選別ラインと切り離した独立型です。縦並べ装置の処理能力は1分間に5~6箱です。6箱と考えて処理トン数を計算すると、6箱×10kg×60分=3.6トンです。それに対して選別機は1台で15トン処理します。大小の割合が半々だったとしても7.5トンの魚が縦並べ装置へ搬送されることになります。縦並べ装置は処理し切れなくなります。従って直結型の場合は全体の処理量を抑えて運転する必要が出てきます。独立型の場合はまったくその必要はありません。